カテゴリ:相続対策 >相続税のしくみ>相続開始前3年以内に生前贈与された財産

相続開始前3年以内に生前贈与された財産とは

 被相続人が亡くなる日(相続開始日)前3年以内にもらった財産については、贈与税の基礎控除額(110万円)以下であっても相続税の課税価格に加算されます。


これは、亡くなる直前に生前贈与をして、相続税を少しでも安くさせようとする「駆け込み生前贈与」をすることがないようにする為に設けられた制度で、加算される贈与財産の範囲は、被相続人から生前にもらった財産のうち死亡前3年以内にもらったもの全てです。


 

※この場合、以前支払った贈与税は今回の相続税から控除されます。

※この贈与が、被相続人が亡くなった年の贈与の場合には、贈与税の申告はしないで相続財産に含めて計算します。


 

例外:亡くなる日前3年以内にもらったものであっても、贈与税の配偶者控除を受けた財産については相続税はかかりません。


相続開始前3年以内の贈与財産

 

相続開始前3年以内の贈与


上図、平成19年8月3日から、平成22年8月3日の3年間に贈与された財産には、相続税の課税価格に加算されます。


①は、相続開始前3年以内の贈与なので相続税の対象となりますが、平成20年の申告では贈与税として231万円を支払います。


②は、相続開始前1年以内になるので、贈与税の申告はしないで、相続財産に含めて申告します。


 相続税の対象は、①+②+③=1億3000万円


 1億3000万円に対する相続税は、○○万円となりますが、そこから①で支払った贈与税231万円を引きますので、納税すべき相続税額は○○万円となります。



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